遺産分割の種類とは

query_builder 2024/01/25
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遺産を受け継ぐ際、相続人が複数いる場合は全員で分け方を決める必要があります。
これを遺産分割と言い、遺言書に従う方法と相続人同士の取り決めで行われるのが一般的です。
しかし遺産には分割できないものも含まれる場合があるため、お金に換えて分割されるケースも少なくありません。
今回は、遺産分割にはどのような種類があるのか紹介します。
▼遺産分割の種類
■現物分割
遺産を相続人同士で物理的に分け合う方法を、現物分割と言います。
預貯金や現金だけでなく、土地を分筆する際にも用いられる方法です。
物理的に分割できる遺産は、現物分割を行うケースが多くあるでしょう。
■代償分割
一部の相続人が遺産を取得する代わりに、その他の相続人に代償金を支払う方法を代償分割と言います。
物理的に分割ができない遺産や、処分せずに活用したい場合などに用いられる選択肢のひとつです。
土地は物理的に分けられる遺産ではありますが、使い勝手が悪くなる場合は代償分割を行うケースも少なくありません。
■換価分割
遺産を売却したうえで、お金に換えて相続人同士で分ける方法が換価分割です。
代償分割と同じく、不動産や株式など物理的に分割ができない遺産に行われるケースが多くあります。
遺産そのものを手放す必要はありますが、現金化して公平に分けられるのがメリットと言えるでしょう。
■共有分割
複数の相続人で共有名義にする方法を、共有分割と言います。
土地や建物など、複数人が所有したい場合に適していますが、トラブルに発展しやすいのがデメリットです。
▼まとめ
遺産分割には、現物分割・代償分割・換価分割・共有分割などの種類があります。
どの分割手段においても、遺産の状態や種類によって適した方法が異なるため、まずはプロへの相談がおすすめです。
『有限会社さくらハウジング』は東金市にある不動産会社として、相続に関するお悩みに数多く対応しております。
相続に関する不動産のご相談もお伺いいたしますので、お気軽にお問い合わせください。

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