住宅ローンが支払えなくなった場合、競売がかかる前に不動産会社へ売る方法が任意売却です。
競売にかけられるよりも高く売れる可能性がありますが、いくつかの注意点があります。
今回は、任意売却の注意点について紹介します。
▼任意売却の注意点
■ブラックリストに載る
住宅ローンの滞納により発生する競売や任意売却は、ブラックリストに載るケースがほとんどです。
滞納から60日ほど経つと、ブラックリストに掲載されてしまうでしょう。
また、数年間は借り入れやクレジットカードの作成ができなくなるため、注意が必要です。
■タイムリミットがある
通常の不動産売却とは異なり、売却活動と同時に競売手続きを行うため、期限が設けられています。
そのため、競売のスケジュールを意識した売却活動が欠かせません。
また債権者の許可が出なかったり、物件の購入が決まらなかったりする可能性もあるため、事前の綿密な打ち合わせや売却活動が重要です。
■ローンがなくなるわけではない
任意売却が必要になるほとんどの場合は、売却価格よりローンの残債が多いオーバーローンの状態です。
そのため売却代金を債権者に支払ったとしても、残りのローン残高が消えるわけではありません。
無理のない返済計画を考え、債権者の方針や状況に合わせた対策が必要です。
また売却には債権者の同意が必要ですが、なかなか同意してくれない金融機関もあるため注意しておきましょう。
▼まとめ
任意売却はブラックリストに載るほか、売却のタイムリミットがありローンがなくなるわけではありません。
これらの注意点を理解したうえでどのような対策が必要なのか、まずは不動産のプロに相談してみましょう。
『有限会社さくらハウジング』は東金市にある不動産会社として、任意売却の実績も豊富です。
スムーズな売却へつなげるためのノウハウもございますので、任意売却でお困りの際はお気軽にご相談ください。