不動産の共有持分のリスクとは

query_builder 2024/02/09
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共有持分とは、不動産を複数人で所有する場合の所有権割合を指します。
しかし権利自体は割合に関係なく不動産全体に及ぶため、トラブルに発展する例も少なくありません。
そこで今回は、共有持分のリスクにはどのようなものがあるのかご紹介します。
▼共有持分のリスク
■不動産の自由な活用が難しい
不動産を売却したり建て替えたりなどの変更を加える場合、ほかの共有者の同意を得なければなりません。
そのため、不動産を自由に活用することは難しいでしょう。
■相続が複雑化する
不動産の共有持分も、相続の対象になります。
相続が発生するたびに共有者が増え続けるため、権利関係が複雑化し、不動産活用の同意を得ることが困難になるでしょう。
■活用していない不動産でも維持費が発生する
共有持分のある不動産は、たとえ活用していなくても維持費が発生します。
一般的に、修繕費・固定資産税・都市計画税などが発生するでしょう。
■売却価格が低くなる
共有持分のある不動産は、活用の自由度が低いため買い手が見つかりにくいです。
売却価格を下げなければ、売れない可能性もあるでしょう。
▼まとめ
不動産の共有持分におけるリスクは、以下が挙げられます。
・不動産の自由な活用が難しい
・相続が複雑化する
・活用していない不動産でも維持費が発生する
・売却価格が低くなる
共有持分に関するトラブルを防ぐには、想定されるリスクを知っておくのが大切です。
『有限会社さくらハウジング』では、さまざまな不動産のお悩みに対応いたします。
不動産に関することで不明点があれば、お気軽にお問い合わせください。

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